2019年04月14日

ローライフレックス3.5F シャッターOH。

ローライフレックス3.5Fの最終モデルです。最終モデルと言っても約40年も前のモデルになります。20年近くも作り続けたカメラですのですので最終モデルになると完成度が高いカメラになっております。その後に出て来たカメラは時代の流れでしょうか見た目は非常に綺麗モデルが多いのですが部品的に見るとコストダウンが図られていて、残念ながら、この最終モデルの作りには達していない状況です。
今回はシャッターのオーバーホール作業をおこないました。20年前のカメラですので、その間、何度か手入れをされているカメラが多い中、今回は初修理と言ったカメラで非常に気持ち良く作業が出来ました。今回の修理の原因はレンズシャッターに多い製造工程で部品の加工時に使用するオイルが滲み出て来てシャッター羽根に付着してシャッターが動かなくなる故障です。シャッターケースを開けて綺麗に洗浄する事で再度、このオイル滲みは出て来る事は有りませんのでメンテナンスを施しておくと余裕の有る設計のカメラですので一生使用可能な素晴らしいカメラになります。
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posted by ドクターK at 16:22| Comment(0) | ローライフレックス3,5F | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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