2019年10月17日

Leica Mシリーズのシャッタードラム破損。

久し振りにシャッタードラムの交換作業を致しました。先幕金具が傾いていたら先幕シャッターのリボンの接着が外れているか今回の様にドラムが破損していることが考えられます。多いのは高額修理につながるシャッタードラムの破損が多いです。原因はやはりメンテナンスを怠った原因で、このドラムに過度な負担が加わり破損したと考えられます。今回は珍しくライカM2ですが多い機種はライカM5が多く発生しております。
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ドラム交換の場合は機種によって若干の違いは有りますが基本的にはシャッターダイヤル基板の3本ビスを取り外す事でシャッターダイヤル基板が取り外せますので、その後はドラムを上に抜く事で交換が可能です。
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作業に夢中になり途中の撮影が出来ませんでしたが、さすがライカですね、このドラム交換では注油及びドラムのガタ調整/シャッターテンション調整/調整カム等々で完璧にシャッター精度が出せる事が出来ました。
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posted by ドクターK at 13:19| Comment(0) | ドクターkの修理事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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